地元町内会の防災訓練

自分の住むエリアの最も実地的かつ実践的な防災訓練に、子供たちを連れて参加して参りました。

先週の愛宕の中学校校庭を使った大きな防災訓練とはまた違い、身近な目線で実際に必要となりそうな大きく2つの救助訓練をしました。

ひとつ目はタンカー搬送訓練。被救護者を運ぶためにまずは町内会の防災グッズにあるタンカーを開いてストッパーをかけ、そこにかなり重い人を載せて運ぶ際に注意するべきタンカーの持ち上げる際に絶対に腰を曲げずに持ち上げることや人をあまり動かさずにタンカーを人の下に入れ込むようにして載せましょうという点、ひとつひとつの点が一度体験しておかないといざという時に慌てて逆のことをやってしまいそうでした。

ジャッキを使って重いタンスや家具を持ち上げて下敷きになっている被救護者を救い出す時には、足の骨折などに留意してその部分を身近なものを使って固定してあげるという応急処置のお話もありました。

とっさに、できるだろうか?!まだまだ不安です。

子供達は特に、放水訓練を一生懸命行っていました。娘が私から離れないので、息子と一緒に近所の方が訓練に参加してくださいました。


消防士の方がおっしゃっていたのが、こういう訓練で一番重要なのはやり方や方法もさることながら、必要な道具がどこにあるのかを確認しておく良い機会であるということだそうです。

確かに、私の住む町内会の中にも防災倉庫はいくつかあります。

が、その中のどれに、今回使ったホースやジャッキなどがしまってあるのかは、外から見ただけではわかりません。急いでいるときに、開けて見たら探している道具が入っていない、ということがあったり、道具が見つかってもどこに水の出所となるマンホールがあるのかわからない、となるとまた焦ることになってしまいます。

身近な場所だからこそ、家族も含めて改めて再確認しておくという意味で地域の防災訓練は非常に重要ですね。町内会の理事の皆様、お疲れ様でした。



斉藤れいな(さいとうれいな)公式サイト

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