多摩の課題について議論を始めています
都議会で、都民ファーストの会の多摩部会の中でも、特に南多摩分科会という日野多摩稲城町田八王子選出のメンバーからなる勉強会を設定して議論が始められています。
多摩格差、とは、なんなのか?
市民の方からは、ゴミ袋有料について、シルバーパスの使い勝手について、また公共水道や下水道の震災対策、三多摩学童保育の障害児受け入れについてなど、様々なご意見をいただいています。都議からも、満員電車の解消による交通の利便性確保や多摩の人口当たり救急病院病床数の問題、検察医不在や子供の医療費無償に所得制限があることなどが上がっています。
それぞれの地域により、特に北多摩や西多摩とも地域環境や背景、経緯が異なることもあり、南多摩分科会では南多摩に特化して課題の洗い出しと研究を進めることにしました。
どうか、地元の皆様から、これはどうにかならないものか、というようなことがありましたら、ぜひ声をお聞かせいただけないかと思っています。
小さなことかもしれないですが、配偶者暴力の相談支援センターとして、東京都には東京ウィメンズプラザというものが青山にあります。けれど、三多摩にはありません。小さな子を抱えて都心まで相談に行くというのは壁が高いこともありますので、三多摩地区にも一つ、相談支援センターを設けていただけないか、とは市長会からの要望にもあったことですが、自分としても力を尽くしていきたいことの一つです。
今週は青少年健全育成審議会や、昨日は稲城市青年会議所賀詞交換会がありました。様々なイベントにご招待いただき、本当にありがたく思っています。
ありがたく思うと同時に、自分には小さな子がいますので、式典の後の夜の懇親会などはどうしても先に失礼して子供の世話をするために退出させていただくことが多いです。大切な意見交換の場であるとは思うのですが、政治家の女性議員が、子供を持ちながら懇親会や新年会に出席して行くことの難しさを今身を以て体感しているところです。中には、子供を同伴して出席されることもあるという話も聞いたり、子供を親御さんや旦那様に見ていただいてなんとか出席している、という話も聞きます。けれど、中には頼れる家族がいらっしゃらない母親議員もおられます。できれば日中のお時間にも、意見交換の機会を持つことができたら、こんなにありがたいことはない、と切実に感じている昨今です。
と、思う中で、市町村総合交付金の増額が決まり、その中の振り分けがこれから決まって行くという段階にありまして、多摩市の阿部市長が斉藤事務所に足をお運びくださりました。多摩市が特に進めていきたいこと、重点的にやろうとしていること、それはハードではなくソフトが多いのですが、と高齢者へのフレイル予防などを含めた意識啓発やまちづくりについて、また内外の若者を招いて始められている若者会議について支援の御要望をいただきました。
こちらは持ち帰り、ご要望に応えられるかをしっかりと検討してゆきたいと思います。
多摩市は非常に高齢者が元気で、全国平均からしても介護認定の方の割合が少なく、つまり高齢者が高齢になってもよく動き、よく食べ、よく活動し、よく学び、よく地域に貢献していらっしゃいます。ペデストリアンデッキなどの普及もあり、多摩市は丘陵を生かしてアップダウンもあるままの公道や階段も多いです。ただそれが、多摩市民にとっては足を使い動いて行く良いきっかけになっているということもある、という市長のお考えは、街を豊かに便利にするだけでは人の本当の体の力は衰えてしまうかもしれない、という危機感や警戒感をお持ちであることが由来なのかと思われました。
私からお願いしたいのは保育や学童、子育て支援の充実ですが、こちらについても東京都がするべき支援について市長のお考えを伺うことができました。
様々なことが同時並行で進んでおります。今年の最初の1ヶ月が、もう半分終わってしまったところです。本当に時間の経つのは早い。寸暇を惜しんで、都政の向上のためにできることをやっていきたいと思います。
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