文教委員会にて初めての質疑、地元会合
第三定例会の本会議休会中ですが、本会議から付託された議案や契約議案、また報告事項などの質疑が各委員会で昨日から行われています。
私は文教委員会の第13号議案につきまして、八王子に新設されます八王子第二特別支援学校(仮称)の契約の内容についての質問を行わせていただきました。特に、建築図面からだけでは読み取ることができなかった7つの実習室の使用目的について伺いました。
都民ファーストの会では、障害児教育の目指す方向性として、代表質問でもありましたように地域の中で共生を目指していく、多様性を包括するインクルーシブ教育を掲げています。障害児も、医療的ケア児も、普通に公立学校の中で学びや遊びの場を得ていき、必要に応じて特別支援学級や療育、言語療法などに通うことで必要としている支援や教育、療育を受けていけることが理想です。
ただ、現時点では障害児の特別支援学校在籍者の数が右肩上がりで増え続けており、また障害児にとっても人生の中で教育を受けている期間とそれ以降では、概してそれ以降の方が長くなることも鑑みて、今ある特別支援学校の中の就労訓練用の実習室の充実は急務であり、また非常に重要な教育の場と言えます。
八王子第二特別支援学校(仮称)では、例えば布工(被服や織物作業を練習することができます)の実習室、調理や販売、喫茶の実習室(調理をして、そのメニューを実際に販売や実食してもらう一連の流れを研修することができます)、流通(ベルトコンベアーが部屋の中にあり、例えば工場などでものを選別し、梱包していく訓練ができます)、こういった実習室はやはり普通の公立中学や高校の中ではなかなか設置されておりません。
このような実習室が地域の方にも開かれた実習を想定して建築計画がたてられているということは、ぜひ評価されていくべきであると思い、この議案を審査する上で注目するべき点でもあると思いましたので、質問をさせていただきました。
八王子第二特別支援学校は81の小学部から高等部までの普通学級を内包する予定の大規模な新設校です。既存の八王子特別支援学校の生徒さんも半分はこちらに入られるということですが、例えば運動施設でも体育館が2つある点、プールは二箇所あり加温式で夏の天候や気温に左右されずに授業ができるよう配慮されている点も評価されます。
防災の拠点、帰宅困難者への対応も想定してマンホールトイレの設置もされるということが他の委員からの質問でわかりました。
他に、なりきよ委員からは武蔵野の森総合スポーツプラザの指定管理団体に関する質問、また白戸委員からは東京体育館の改修工事に伴う休館の期間に生じる個人利用者へのフォローについての質問がありました。
やることが日々増えていきますが、次は議決、そして11月文教委員会では事務事業質疑がございます。
日が変わり今日は地元で、先週今週でご連絡をくださっていた様々な有権者の方のお声を伺って参りました。
団体の長、または地域の元市議の方、または現在地域ボランティア活動や市民活動を行なっておられる方。今日だけで、貴重なお声をたくさんいただきました。
斉藤にお声を寄せてくださることに光栄であるとともに非常に身の引き締まる思いです。それぞれの思いや課題をしっかりと受け止めていけるよう、一層努力を重ねて参ります。
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