本会議代表質問、一般質問

昨日は第三定例会の本会議において代表質問が行われました。

増子幹事長が読み上げた代表質問は、まさに55名の都民ファーストの会の想いや政策がこもっており、その想いを代表して議場に質問が響き渡るときは、それぞれの議員が自分の担当した質問の部分で特に胸を熱くしたものと思います。

過去、どのような会派を見ても、このように新人も交えて代表質問の文章を作り上げたということは行われてこなかったということです。

私は、公立教育の質の向上にかけての文言の作成に関わらせていただきました。親の収入の格差が、子どもの受ける教育の格差につながらないように、という部分が読まれた時、自分が信じて、求めていく改革というのはこうして形にしていくことができるのだという確信に包まれました。

子どもの受動喫煙防止条例や、教育現場の先生方の長時間労働の問題、保育の拡充や障害児支援、働き方改革や多摩の振興、動物愛護、オリパラ対策や市場移転問題などにつきましても言及が続きました。

開けて本日27日は一般質問の日でした。

都民ファーストの会からは栗下さん、清水さん、木下さん、ひぐちさん、田の上さん、藤井さん、菅原さん、馬場さんの計8名が一般質問を行いました。

それぞれの視点で、様々な問題提起や政策提言がなされました。知事や局からの返答で明らかな努力が明言されているものもあるときは、議場からよし、という声が上がるのがわかります。

私がまずお伝えしたいのは、木下さんと田の上さんの質問にありました「認可外保育施設への支援の拡充や、親への負担軽減」です。認可や認証園、また認定こども園や企業型保育や小規模保育施設など、様々な保育支援施策を行なっている東京都ではありますが、認可外施設の調査や情報の周知、またそこに通うしかない保護者への負担軽減、事業者への指導についてもについてもまだまだ充分ではないという認識があり、私が選挙期間中から訴えてきた保育政策はまずこのまずこの認可外施設や通う親への支援でした。

これに対しては、東京都からの返答としては現状の巡回調査を引き続き行っていくことや、去年11月から始まった区市町村のおこな区市町村の行う保護者利用料助成に対する東京都からの支援、また認可園への移行を目指す認可外施設に対してサポートを行っていくという現行の施策からのお答えをいただくにとどまりましたが、都議会の場で声をあげ、知事や有権者の皆様にその課題を訴えることができたということに大きな意義があるというように感じています。

他にも、栗下さんからは中小企業の海外進出支援やものづくり支援施策、清水さんからは都有地の保有状況や未利用都有地の活用について、木下さんからは女性活躍や動物との共生について、ひぐちさんからはICT利用と文化伝統の発信の両立という斬新な提案、田の上さんからはご自身も視覚障害者のガイドヘルパーとして活動されて感じた都営交通におけるエスカレーターの安全利用について、藤井さんからは働き方改革の屋台骨であるテレワーク推進や東京都の東京都のICT計画について、菅原さんからはがん対策や子どもの貧困対策、馬場さんからは防災と都営団地の建て替えやバリアフリーについての質問がなされました。


一人に与えられた12分という時間は、それぞれの議員が各地に視察や調査を重ね、また各種団体や都民の皆様、局の担当職員と何度も質問作成のやりとりを重ねて積み上げた末の、磨き抜かれた言葉たちが集積する特別な時間でもあります。


私も自分の順番が回ってくるその時までに、準備と研鑽を重ねて参りたいと思います。


子どもの受動喫煙防止条例は厚生委員会に付託されました、

ここから、それぞれの委員会審査が始まりますので、本会議は休会となります。

明日は私の所属する文教委員会で議案審査があります。こちらでは、初めて委員会での質疑を行う予定です。内容については、またご報告いたします。

斉藤れいな(さいとうれいな)公式サイト

前東京都議会議員 斉藤れいなの公式ホームページです。