文教での質疑内容が東京新聞に掲載されました

今日になって新聞記事を見て驚いてしまったのですが、自分の担当した質疑の内容が早くも東京新聞に掲載されておりました。

様々に、日々記者の方は傍聴にいらしているのですが、質問者はもちろん私以外にもおり、質疑内容も多岐にわたるため、まさか多摩障害者スポーツセンターの部分をこうして翌日に記事にしてもらえるとは思っておりませんでした。

今回、当初質問を4問想定しておりました。そのうち、一番質問したかった1問目を今回の議案審査ではなく、次回の文教委員会の質疑の際に行わせていただくこととして、多摩障害者スポーツセンターの改修に関わる3問に限定してやり取りをさせて頂きました。


簡単に書くと、①改修期間の代替利用施設である味の素スタジアムには多摩障害者スポーツセンターの中でも人気の高いプールの代わりとなる施設がない件について

②多摩障害者スポーツセンターには現在最寄りの国立駅・谷保駅の二駅から送迎バスが出ているが、代替施設の味スタにおいても同様のバス運用をするべきではないか

③多摩障害者スポーツセンターはスポーツ施設としてのみならず、コミュニティ活動の場として集会室などが非常に人気が高い。代替施設に集会室として使える場の確保はどうか


この三点です。


昨年の第三回定例会から幾度となく話題に上がり、また委員会以外の場所でも担当局の職員の方に進捗状況をお伺いしながら、年明けに視察に行きようやく今回の質問となりました。そして、3問とも、答弁が予想以上に素晴らしいものでした。


①については、味スタ隣接の武蔵野スポーツプラザのプールが無料で使えるように。さらに、多摩障害者スポーツセンターから週に1日、障害者スポーツ指導員を派遣します

②については、味スタの最寄駅である飛田給駅から送迎バスを運行します。さらに、現時点の多摩障害者スポーツセンターへの送迎駅である国立駅、谷保駅からの送迎バスも加えて三路線の運行を行います。

③については、多摩障害者スポーツセンターの集会室と同規模の広さのスペースを確保できるよう調整中である。


正確な発言と答弁の全文は速記録などで公開されます。ご興味のある方は、ぜひご覧下さい。答弁を受けて、プールに派遣してくださる指導員を週に一日に加え、希望者がおられる場合は追加でぜひ派遣して頂きたい旨もお伝えさせて頂きました。


多摩障害者スポーツセンターを視察して、何より感じたのは、障害者の方がスポーツをしたいと思えるようになるには、なるべく身近な場所で、行き帰りに不自由も少なく、そして施設に指導員や時に対戦相手ともなる障害者スポーツ指導員がいてくれる、つまり「相談機能があり、希望によりカウンセリングなども可能」というところがあるのが理想的だということです。


この、相談機能を区市町村設置のスポーツ施設などにも持てるようにするための取り組みなどについては、スポーツ推進総合計画に関わる内容となりますので、文教委員会の方で白戸都議が質問する予定です。


予算特別委員会が13日から開かれますが、そのあとは16日(教育庁)と20日(生活文化局・オリンピックパラリンピック準備局)に文教委員会の質疑がありますので、そちらの準備も始めています。

代表質問や一般質問で示された内容をさらに深く詳しく掘り下げたやり取りができるよう、引き続き取り組んでまいります。