ピルコン様から性教育について部会ヒアリングを行いました

今週、文教部会のメンバーでNPO法人ピルコン様から性教育についてのヒアリングを受けさせて頂きました。

ピルコンはこれまでにPTA・保護者を対象とした性教育の講演を行ったり、中高生を対象とした性教育とキャリア教育を実施・検証、また児童養護施設で講演と研修、さらに杉並区ではレッドリボンプロジェクトを区とNPO法人HIVと人権・情報センターとの協働で取り組まれている、数々の活動実績をもつ団体です。


代表の染矢様を始めとして、若い女性たちが様々な活動を通して聞いてきた切実な若い世代の声、特に正しい性の知識が得られていないことで生じる不安、悩み、苦しみや葛藤といったものについてご紹介頂きました。

また、これまでの活動において、中学校や高校での保護者の皆様や教員の皆様がどのようにこの問題をとらえておられるか、といったこともご説明がありました。

自分の子供にはなかなか性に関する話をするのは難しい、とお考えのご家庭も多いということや、今の時点では学校の先生方が授業で子供達にしっかりと教える時間を取ることも難しいということもあり、講演を行った学校では大変感謝されることが多かったということです。

四月から立て続けに、今回のピルコン以外にも、妊娠SOSや”人間と性”教育研究協議会など、様々な団体の皆様、また各地の学校教員の皆様からもたくさんお話を伺わせて頂いております。

学習指導要領は本来、子供達が学校を卒業した後に社会に出て生きていける力を身につけられるようにと考えられて作られています。

正しい性の知識を学ぶことがその後の人生にどのような影響を及ぼすことになるか、しっかりと検証し、現時点で学校では教えられない知識を青年たちが青年たちがどのようにして得ることが通例となっているのか(これはすでに民間団体が調査をしたデータがありますが)今一度見直すことが必要です。


私が過去に関わらせていただいたAct Against Aidsというイベントでは、感染症に関する簡単なテスト形式のアンケートがあり、成人も含めて正答率が大変低かったということを記憶しています。

教育の現場はそれをいただく一人一人の人生において、一生ものの財産ともなる大変な可能性を秘めた場所と言えます。そこで教える内容が、その人物を守る鎧や盾になることもある、そのことをしっかりと教育庁にも訴えを続けて参りたいと思います。



こちらは昨日多摩事務所にいただいた、公明党南多摩支部長であり稲城市議である大久保さんからのお花です。なかなか普通に暮らしている中ではお目にかかれないほどの、大輪の花の発する華やぎとパワーに、癒され、力づけられました。假屋崎省吾さんのお弟子さんの作品ですが、最近平尾にお店ができたということで、今度足を運んでいつも美しいお花を生けてくださることへのお礼をお伝えしようと思います。


6月20日に一般質問に立てることになりましたので、地元の皆様とさらに意見交換や懇談を深めてまいります。


大久保さん、いつもありがとうございます。

斉藤れいな(さいとうれいな)公式サイト

前東京都議会議員 斉藤れいなの公式ホームページです。