慶應大学岡原教授に障がい者の参加できるパラ大会実現について伺いました

社会学や障害学の教授でおられる慶應義塾大学の岡原教授に、障がいのある方がパラリンピック大会を契機にさらなる社会参画を実現できる道筋を、どのように作って行くかということについて、様々なお話を伺いました。

東京オリンピックパラリンピック担当大臣であり、組織委員会会長代行の遠藤利明氏も「心のバリア突破へ」と話しておられますが、心のバリアフリーとは、今だにどこか距離があると思われる、障がいのある人と健常者とが一緒に近くにいる状態を普通と捉えて行くことが大切です。


オリンピックパラリンピック大会のレガシーについては、大会に実際に参加をする競技者や会場市に限らず、この大会が開かれることによって例えばアスリートではない障害者の方々やその家族、特別支援学校関係の方々にもその意義や効果が波及することが理想的で、ぜひそのためのゴールを設定して、そのための道筋を東京都でもさらに積極的に考えて行くべきだと思います。


アイデアベースで、たくさんのお話を伺いまたこちらも様々に申し上げながら、実現できると大会の後にも続いて行く障がいのある人の新たな活躍の場を創出することにつながるのでは、と考えています。復興五輪の考え方などもそうですが、主にソフト面で共に創る、共に成長するということが実現できるように、さらに様々な可能性を模索していきたいと思います。


岡原先生、お忙しい中、貴重なお話をありがとうございました。

斉藤れいな(さいとうれいな)公式サイト

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