多摩市合同水防訓練に出席しました

平成30年度多摩市合同水防訓練が一ノ宮公園にて行われました。

例年は天気が暑すぎたり、雨が降ったりと大変お天気に不安をお持ちの方も多かったようですが、とても風の爽やかで涼しい一日で、参加された皆様もホッとされたのではないかと思います。


最近は温暖化の影響による局地的な豪雨や記録的な大雨が幾度となく観測されることもあり、東京都下水道局でも雨水処理量を1時間あたり50mlから75mlへと想定上限を上げて対応を進めておりますが、時にはその想定すらさらに超える1時間100mlとも言われる集中豪雨が起きることもあるといいます。


また、三多摩の流域下水道では、23区と違い、下水道管の震災対策が平成28年度末時点で22%しか達成されておりません。32年度末までに100%を目指して順次整備を進めているということですが、もし何かあった際には、やはり地元消防団や地域の住民の皆様が自ら行動し、自らの生命や財産を守る必要性に迫られます。


そのために必要な様々な工法を見させて頂きました。

今後、東京都の市町村総合交付金の消防団活動に対して振り分けられる政策連携枠は、ぜひこのような水辺の防災活動に関わる諸経費についても加味して算定して頂きたいと考えています。

貴重なショット、多摩市長と多摩市議会議長が水圧体験を一緒に実践されていました。


挨拶でも話しましたが、私は小学校低学年の時に家族でまさに一ノ宮公園のすぐ近くに住んでいました。多摩川のほとりで、兄と一緒に釣りにいき、小さな川魚を釣って帰って来ていたころと同じく、今も多摩川にはたくさんの豊かな体験や恵みを授けられています。

けれど一方で、水は天気により顔色を変え、時に脅威となって住民生活の安全を脅かすことがあるというのも厳然たる事実です。

それに対して、備え、学び、できることをしっかりと東京都でも議論を深めて参ります。

斉藤れいな(さいとうれいな)公式サイト

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