今朝は永山駅頭。午後は障がい者就労支援の会議でした
本日朝は永山駅のご挨拶から始まりました。
都政リポート第3号をお渡ししつつ、早く第二回定例会の内容を反映した第4号を作成せねば!と心は急いています。
本日も様々なお声がけをいただきました。これまでに永山に立った中では最も声をかけて頂いた朝だったかもしれません。
中には、以前視察でお世話になった学校の校長先生もおられ、少しの間立ち話でしたが東京都や会派へのご要望を伺うこともできました。
ちょっとした時間ですが、こうして皆様と直接言葉を交わし合う機械はかけがえのないものだと感じます。
本日は公明党の池田市議、あらたに市議も駅頭されておりました。ご一緒させて頂いて、ありがとうございました。
いつも、お手伝いくださるボランティアスタッフ・後援会のみなさまも、暑い中本当にありがとうございました。
午後は都内にて、障害者就労支援について意見交換を行う会議でした。
例えばパラリンピック大会に向けて、障害者総合研究所が行なった、障がいのある当事者の方々の意識調査によると、東京オリンピック・パラリンピックによる障がいへの理解の促進は限定的だと考える人の割合は実に87%です。
その理由として、パラリンピック大会は「特別なアスリートである障がい者」の大会であり、例えば能力のある障がい者にだけスポットが当たることになるのでは、というご懸念や、障がいの種類は多様であるけれども大会に出場できる方の障がいの種類や程度は限られていること、また発達障害や知的障害などの障がい者については置いてきぼりで光が当たらない、などの指摘があります。
障がいのある当事者や家族の皆様からも、実際にこのようなご意見が出されることが多いと聞きます。
そこで、パラリンピック大会に向けて、例えばロンドンオリンピックが組織委員会主導ではなくロンドン行政・民間の主導で行った、全ての障がい者の大会運営や様々な大会関連事業への参加スキームを東京都でも用意することが必要ではないか。そのような提案はこれまでにも幾度となく行われてきているものですが、今の所、せっかくのパラリンピック大会ですがアスリートではない障害者の就労支援や活躍推進につながるような枠組みが未だに用意されているようには見受けられません。
障がいのある方たちの可能性や活躍できる分野などについて、未だ私たちもよく理解できていない部分も多くあります。例えば発達障害一つをとってみても、その特性を持っているからこそ、非常に優れた集中力や繊細な手作業を得意とされる方も多くおられます。健常者と変わらず、苦手なこともあれば、得意なこともあります。その、得意なことを就労に生かしていただけるような枠組みを、パラリンピック大会を通して実例として構築していくことができれば、それ以上のレガシーはきっと他にはないというほど、障がいのある方たちにとってパラリンピック大会後の学びや仕事のあり方が変わっていくことでしょう。
大会までに、そんなに多くの時間はもう残されていません。すぐにでも枠組み作りをしなければ間に合わなくなってしまうと感じていますので、引き続き各所に訴えかけて参りたいと思います。
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