女性活躍、という言葉を早くなくしたい。森澤都議の一般質問がありました
本日は、無所属 東京みらいとしては初の本会議での質疑。
品川区選出の森澤都議が、練りに練った13分間の質疑を行いました。
その想いが、ブログにも表れています。
この質疑のために、毎日のように政策会議を繰り返し、どのように都民の声を聞くのがいいか、と新会派でミートアップを開催したり、インターネットのアンケートを行ったりとまさに政務調査に奔走しました。
質疑の内容は私たちが「東京大改革とは何か」を問い続ける中で、新年度予算の説明で知事が所信表明でも演説した「稼ぐ力」を生み出す東京へという構想を軸に据えて、特に働くということや稼ぐということ、また人が学び育つということの新しい価値基準への転換を見いだすことのできる項目に照準を合わせました。
創業支援、先端技術、ナイトタイムエコノミー、文化振興、人材育成、教育、男性の育休取得、多様な保育、児童虐待防止について伺っています。動画もご覧ください。
地元区を中心に、働く子育て世代の声を聞いてきたり、森ビル勤務時代に東京の都市戦略について奔走してきた経験のある森澤都議の想いが随所の演説に込められていましたが、思わず私も声を出して応援してしまったのは男性の育休取得と多様な保育の部分です。
女性活躍、という言葉が早くなくなってほしいと願っている、と森澤都議は述べました。
女性は家事に育児に仕事に、もう十分頑張っています、と。
全く同感です。
もっと頑張りたいと思っている女性たちのために環境を整備することはもちろん重要ですが、女性たちの頑張りに日々敬服している私たちは、家庭や家事育児における男性の活躍がいかに進むか、という点に注目して質疑をしています。
また、多様な保育では、それぞれの去年の一般質問からも続いて、森澤都議も私も様々な職業・立場・環境の子育て中の家庭に対応する保育の推進が必要だと考えます。
多摩市医師会からも伺っている、医療従事者等の夜間保育の受け皿の必要性を会派でも議論しました。
夜間保育は医師や看護師以外にも、官公庁職員やマスコミ関係者、またサービス業従事者や運送業等一定のニーズがありますが、現在は都内では認可外のベビーホテル等でその受け皿を担っている状況で、質の担保の観点からは親御さんたちにご安心いただける体制が十分とは言えないというのが実情です。大変めずらしい24時間保育を行なっている認可保育所に森澤都議は先日視察に行きました。そこでは、施設長をはじめスタッフの皆様が子供を安全に預かるということのみならず、親を支援し、親を育てるという想いを持って夜間保育を担ってこられたということでした。
昨年から、私も要望として申し上げてきたことが、今回の新予算で実現するということもあり、期待を込めて森澤都議が質疑を行わせていただきました。
他にも、東京を世界のどこにもない文化の街にするという文化ビジョンについての質疑や、教育現場の多様な人材活用について、またナイトライフ振興についての質疑を行いました。
これらに対する前向きな答弁を受けて、今度は3月14日に私が予算特別委員会の委員として質疑に立ちます。一般の方の傍聴も可能ですので、お時間のある方はぜひ都議会までいらしてください。
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