無電柱化推進計画の改定版で、稲城市役所前が新規計画区間に明記!
昨年一般質問で取り上げた、東京都無電柱化推進計画について、この春に改訂版が公開になりました。まさに指摘した稲城市内の都道・主要地方道第19号線町田調布線が新規計画区間として明記されています。
稲城市役所前は消防署も隣接していて、災害時には消防車や救急車などが通行する非常に重要な路線です。これまで多摩地域では第一次緊急輸送道路の無電柱化を進めてきた東京都ですが、今回の計画改訂により、第一次緊急輸送道路以外にも、区市町村庁舎や災害拠点病院などの災害時の拠点を結ぶ路線も無電柱化推進計画の対象区間とすることになりました。
これに合致する区間として、新たな計画改訂版に明記されたのが稲城市役所前の都道です。
2020年度末までの都道の無電柱化は806kmを計画しています。国道や市道も含めると1154kmです。
2018年度末までの整備済延長は 935km、地中化率は約 40%ですが、区部が58%に対して多摩地域は18%と、少し整備状況に開きがあることがわかります。
ですが、今回の改訂にあたり、多摩市の尾根幹線や稲城市の区画整理を行う平尾地域も含めて、新たな無電柱化エリアが多摩地域各所に散見されていることもあり、今後さらに防災拠点となる路線から優先順位をつけての計画の実行が望まれます。
大変費用と時間がかかる大事業ですが、技術革新も活用しつつ、また様々な都民の声も伺いながら着実に遂行していただけるよう、今後も取り組みを注視してゆきたいと思います。
これに加え、最近痛ましい交通事故が大変多くなっていることもあり、多摩市では保育士さんたちが勤務時間外に有志で市内の危険な道や交差点をロケハンしてくださっていたり、市民の方からここは危ないですよと様々な声が寄せられることも多いです。これについて、建設局または警視庁にしかるべき対処をしていただけるよう、働きかけてゆきたいと思います。
多摩市・稲城市内で(もしくはそれ以外の東京都内の道路でもお伝えいただいて大丈夫です)ここは危ない!信号がない、ガードレールがない、ガードレールがあるが電柱とレールに阻まれてベビーカーや自転車で通るときに通りにくい、大雨や豪雨の時に水が溢れて道が水没する、などの箇所がありましたらぜひお知らせください。
0コメント