流域下水道50周年と言う大きな式典がありました。その後都議会へ。しかし一日中、川崎の事件が頭から離れませんでした。

今日は都議として府中市で開かれた東京都流域下水道50周年記念式典に出席させていただきました。

就任直後の決算委員会で私も下水道局を担当させていただいたこともあり、東京都が流域下水道事業を進めてきたことによっていかに多摩川が再生したか、その事業努力や成果は賞賛に値するべきところが多々あると感じています。高度成長期には死の川とまで呼ばれたと言う多摩川ですが、今では鮎の遡上が復活し、多摩川で遊ぶファミリーや子供の姿も見られます。私の兄も小学生や中学生の頃、よく川釣りに行っており、私もついて行っていたように記憶しています。

この式典に出席させていただき、今後も多摩地域の下水道事業について、地域住民からも見えやすい、身近な事業を推進していただきたいと言う思いを新たに致しました。

その後は都議会に戻り、昨日に引き続き第二回定例会に向けての議案調査やヒアリング、会議を行いました。


その間も、朝のニュースが頭を離れなかったことは事実です。

川崎市登戸の小学生女児や通行人が被害者となった通り魔事件について、詳報が聞こえてくるたびに大変憤りを覚え、大切な大切なご家族を失われた方々、傷つけられた方々のお気持ちを思うと居てもたっても居られないような気持ちになりました。


事件の発生した地域は親族が暮らしている場所でもあり、現場となった通りは最近も私自身も通りました。私立のカリタス小の生徒さんたちや周辺住民の皆さんがどれほど恐ろしかっただろうと思うと、言葉もありません。

被害者の女児が、多摩市桜ヶ丘のお子さんだと言うことも、自分にとっては身近なところで通りすがったことがあるかもしれない、とさらに衝撃を受けました。

心より、亡くなられた被害者の方々のご冥福をお祈り致します。


カリタス小の会見で、子どもたちへの取材自粛要請がマスコミに対してありました。

これから子どもたちの心のケアのプログラムにも取り組まれることと思います。

是非マスコミの皆様には、報道にあたりご配慮をいただきたいと強く願います。