「自転車のまち」稲城と南多摩尾根幹線。明日森澤都議が都市整備委員会質疑に立ちます

明日は各委員会が開かれますが、私は厚生委員会所属ではありますが今回は都市整備委員会に関するブログです。


と言うのも、都市整備委員会に付託されている事業計画に「3・1・6号南多摩尾根幹線」に関するものがあるからです。通称尾根幹線、は多摩市稲城市から町田方面までをつなぐ重要な都道で、長年多摩ニュータウンのまちづくりと連動して道路建設の計画が粛々と進められてきているものですが、その計画内容に時に変更が生じたり、地元住民や市からの要望や意見も伺いながら事業計画はこれでいいのか、常に都議会としても質疑などを通して関わりを持ちながら見させていただいています。


正直、私のところにもたくさんの地元市民の方々が本当に様々なご意見を下さってきており、時には環境に影響を及ぼすと言う懸念のあった希少な貝のいる湿地帯に視察に伺い、自転車の走る尾根幹線をともに通行し、渋滞が発生しがちな東公園の交差点を曜日や時間帯を変えて見に行ってみたり、普段から稲城市と多摩市を移動する中でも意識的に尾根幹線を使って移動をしているようなところもあります。


今回、出てきた新たな計画のところで特に気になったのは、

①希少な貝が生息している連光寺の湿地帯を迂回するB案が元々のA案に加え提起されたが、AとBそれぞれの環境影響評価の違いがどれほどあるのか

と言う点と、

②掘割式ではなく平面4車線で道路を整備するということで、周辺住民への環境負荷についてはどのような影響があるか

と言う点と、

③稲城市は2020オリンピック大会のロードレースコースに選ばれただけではなく、「自転車のまち」を標榜して昨年からシェアサイクルをスタートし、今はサイクルステーション設置も検討して市民に対しては安全な自転車走行の啓発にも務めているが、新たな尾根幹線に自転車走行専用レーンは作られるのか、それとも?

と言う点です。


特に③については、尾根幹線は普段から歩行者よりもサイクリストが多いのではないかと思うほど自転車コースとしても人気が高い道路です。


現在は車道を走ることが常となっている尾根幹線ですが、今後平面4車線で整備を進めていくにあたり、自転車走行はどこを走るものとされるのか、(歩道で歩行者と共に?なんて言う話もチラッと聞いたのですが)そのあたりは是非「まだ決まっていない」ではなく、議会の場でしっかり報告していただきたいです。


自分が伺ってきた稲城市・多摩市の声を、同じ会派の森澤都議が質疑にまとめてくれました。明日の13時からの都市整備委員会で質疑に立つ予定です。ぜひ、ご興味のある方は傍聴にいらしてください。