オリパラに向けた各種検証が始まっています。テストイベント視察へ!
オリパラ成功議連(都議会2020オリンピックパラリンピックを成功させる議員連盟)で、潮風公園にて行われたビーチバレーボールのテストイベントの視察に行って来ました。
大変気温も高く、視察中の議員たちから暑さ対策について大変熱心に意見聴取が行われていました。
実際来年オリパラ大会の本番でも活躍していただける、シティキャストの方達もこのテストイベントで各所に配置され、ご案内などされていました。
暑さ対策はミストタワーやサーカス型テントや休憩所の設置に涼感マフラータオル(私が首に巻いているものです)2000個や瞬間冷却保冷剤4500個の配布などのソフト対策が実際に行われていました。
駅から会場に向かい、これらを全て実際に使用させていただきつつ、試合会場に到着し、観戦を行なった上で感じたことは、
「暑さ対策はまずは最低限の自己管理が必要」
ということです。
夏の例えばたくさん人の集まる音楽フェスなどでも、暑さ対策は必須で、最新の暑さ対策では冷たいミストを背負ったタンクから振りまくスタイルで行っているフェスもある、ということですが、このミストなどはかなり至近距離に近づかないと効果を発揮しないというのが現実です。
そして、フェスなどに来る観客の方達はたいてい、暑い場所での観賞に慣れている観客であり、家族やお子さんのためにも様々な対策を何重にも準備してやって来るのが一般的です。
一方で、2020大会本番に来る観客の中には日本や東京の暑さを体感したことがないという方や、小さなお子さん連れのご家族、また普段はスポーツ観戦をしないけれど足を伸ばしてやってこられるシニアの方もいると思われ、その方達が事前にどれほどご自身でご準備ができるか、またそのご準備をされても当日ご気分が悪くなってしまった方が多く出た場合に、円滑にその方達を救護する体制が取れるかどうか。体験したことがない、想像以上の暑さにしばらくあたっていると、熱中症で危険な状態になることもありうると思われます。
テストイベントはビーチバレーだったので、会場に日陰となるところがほとんどない、という状況でした。休憩所などは1箇所で果たして本番足りるのだろうか、と一抹の不安を感じつつ帰って参りました。シティキャストの暑さ対策なども含めて、今回の検証結果を都には伺ってゆきたいと思います。
0コメント