新事務所も関戸です
新しい事務所に電話とFaxとWifiが開通しました。次はこの一両日中に、稲城市議の大久保さんから教えていただいたトレジャーファクトリー若葉台に、テーブルや椅子を探しに行きたいと思います。この週末は、そこまでたどり着くことができずじまいでした。
以前の選挙事務所として借りさせていただいていた建物もあります鎌倉街道の行幸橋の交差点近くに、道から10メートルほど落ち窪んだ形になっている都有地があります。この脇を通る歩行者と自転車の通路が細く見渡しも悪いため、先ほどこの交差点で自転車同士の衝突事故があったということです。
この交差点近くで商店を営まれている店主さんから、様々なお話(陳情)を伺いました。気になって自分も調査を始めることに。
その道を通るお子さんづれや、子どもたち、高齢者の方たちのことを親身に真剣に考えておられる方の想いには、頭が下がります。
自分の新しい事務所の住所はこちらです。
多摩市関戸4−10−9 聖ビル2FーA
また、地元多摩市のダウン症のお子さんをお持ちの保護者の方たちから、学童保育の受け入れについての陳情を頂きました。
多摩市では小学校の学童受け入れは小学4年生までで、低学年児優先という原則があり、多摩市学童クラブ条例でも次のように定められています。
第3条 学童クラブの対象者は、多摩市に住所を有し、小学校に就学している児童で、保護者の労働又は疾病等の理由により、適切な監護を受けられないもの(以下「学童」という。)とする。ただし、小学校の第5学年又は第6学年に在籍している学童については、市長が特に必要があると認める者とする。
年々増え行く学童ニーズに対応されている多摩市長様や市議会の方々、職員の方々のご尽力も相当なものであると思います。ただ、小学校から離れた放課後デイに預ける場合は毎日午後の時間帯に親御さんの送迎が必要になってくるという現実もあり、仕事をしている親御さんには非常に厳しい現実であるということ、また環境や人間関係の変化に敏感かつ繊細なダウン症のお子さんにはやはり通い慣れた地域の小学校の学童で過ごさせたい、という親御さんの訴えも非常に納得のいくものでした。ダウン症のお子さんを持つ親御さんのお考えにも様々あると思いますが、十分な教員や指導員の加配が得られる場合は普通級や学童で集団で過ごしていくことがその子のためにもまた集団のためにも相互理解や自立に良い学びが得られるという実例があるそうです。ただ、十分な加配を実現するにはどうしても予算がかかってきてしまいます。そこが一番のネックであり重要な問題でありますね。
海外のいくつかの先進国では当たり前に行われているインクルーシブ教育も平成24年に文科省の中央教育審議会でその重要性がうたわれ、特別支援学級の推進が報告書に挙げられていますが、その流れが学童にまで降りてくるにはまだまだまだ時間がかかるようです。
ちなみに特に障害児学童保育について先進的なのは国分寺市です。国分寺市では国分寺市学童保育所障害児入所協議会というのが設置され、国分寺市学童保育所障害児保育実施規則の中で最長中学3年生まで、心身に障害を有する児童を他の児童と集団で保育することにおいて必要な事項が定められています。
前年度の文教委員会で放課後児童クラブの機能、役割に関する事項を抜粋した補足資料が提出されています。そもそも学童が高学年児童向けに設定されていないというハード面での問題点や、代替として整備が進んでいる児童館を利用した放課後子ども教室事業についても指導員の人材確保に難点があるということや日常の生活の支援の機能をより備えていく必要性が記述されていました。
都民ファーストの会の公約にあります、学び舎推進条例の策定を目指していく自分たちにとって、非常に重要な観点からの問題提起を一つ挙げていただいたように思います。
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