文教部会、経済港湾委員会傍聴

日々文教部会のメンバーで委員会代表質問や事務事業説明質疑についての打ち合わせを行なっています。毎日、タイトルが代わり映えのしないものですみません。

今日は経済港湾委員会が行われて、音喜多委員やひぐち議員が質疑を行い、豊洲市場の追加対策工事や移転準備に必要な経費、築地再開発の考え方や見通しなどについて臨時会よりもさらに一歩踏み込んだ内容について関係局とのやりとりを進めました。気づいたのは、この質問を行い関係局の方に新たな施策の必要性が伝わると、すぐに対策が取られたり対応していただけたりするということがあるくらい、公的な委員会や本会議での質問というのは重要であるということです。

この経済港湾委員会を傍聴させていただきつつ、文教部会の方ではそれぞれの委員に質問作成のテーマの振り分けを米川部会長と入江事務局長から行なっていただきました。自分は主に教育関連と生活文化局管轄の消費生活基本計画の次期計画策定に向けての質問を作るための調査をすることになりました。

部会の後に、都の教育庁指導部の皆様から都立知的障害特別支援学校における部活動中の熱中症事故についてのその後の調査の説明を部会メンバーで受けました。

25日に行われた保護者会や29日に行われた校長会で出た意見なども伺いました。部活動だけに限ることではありませんが、教育の場において個々の教員の方の判断や指導哲学、または熱意というものが負う責務というものがいかに大きいかを思い知らされます。都の見解としては部活動や体育授業における熱中症予防の徹底と、学校教育における体罰防止の徹底、この二点をさらに重視して周知や研修に取り組んでいくということですが、加えて今回の場合特別支援学校の部活動指導中に起きた事故であり、そもそも特別支援教育の専門免許を持つ教員が担当していた場合、このような指導はなされていたのだろうかという疑問もやはり残ります。人材不足の中、簡単に加配を求めることも難しいことはわかりますが、このような部分への人材育成にかかる投資にこそ重点を置くべきなのでは、とも感じてしまいます。


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