第三定例会終了〜市場とオリパラ会場視察〜オリパラスポーツイベント
本会議の日から色々と繋がり、随分と書くものが溜まってしまいました、一気にご報告になりますが申し訳ありません。
第三定例会の本会議が無事終了し、都民ファーストの会の公約である議員提案条例として、子どもの受動喫煙防止条例を2011年ぶりに成立させることができました。都民ファーストの会 東京都議団と 都議会公明党がまずこの条例を啓発条例として骨子を作成し詳細を詰めてゆき、最終的には民進党も共同提案者となり賛成多数で可決されるに至りました。
都民ファーストの会からは主に中心となって進めて来られた厚生委員会の桐山さん、岡本さんをはじめ部会メンバーたちは連日遅くまでの会議や要望ヒアリングや打ち合わせが続いておりましたが、パブリックコメントという形で都民の皆様のご意見も伺い、それもまた内容に反映させて行くためには必要な道のりであったということがわかりました。
今後、さらなる公約の達成に向けて、都民の皆様からのご意見を頂きながら、ひとつひとつ丁寧に進めて行きたいと思います。
翌6日は、都民ファーストの会 東京都議団のメンバーで築地市場、豊洲市場や、オリンピックパラリンピック会場予定地や選手村予定地などを1日かけて視察致しました。
築地市場は観光客が飲食店や物販店のみならず、仲卸売場の方まであふれんばかりに賑わっていました。が、実際に業務中の事業者の方達は新鮮な食品を運んで車を走らせている中に観光客の方が迷い込むような可能性もありますので、少々危険な動線が散見されるということが気になりました。もともと、築地市場が作られた時は電車で荷を運ぶように想定して作られたそうで、最後俯瞰で見てみると築地市場は弧を描くようにおうぎ形をしています。その外側にぐるりと、できた当初は電車が来て荷を積んでいたようです。
が、昭和40年代からは主にトラック輸送に変わったということですが、市場の形は元のままできているので、車やトラックが通る想定をして作られてはいないため、主に早朝の時間帯はとても一般の方をお通しできるような状態ではないということでした。建物はなかなかにさすがに、古びておりましたが、だからこそ情緒もあり観光地としても人気が高いのもよくわかります。
次に行った豊洲市場は、市場というより巨大物流拠点と呼ぶ方が現時点ではしっくりくるような、あまりにも築地の現状のあり方とはかけ離れたスペックの高さです。トラックが入ってくるとまず電光掲示板で順番待ち、順番待ちをしている車のアイドリングストップができるよう電源供給ポイントあり、またトラックの荷を市場内に運ぶ際に通るシャッターは開けた際に内側から冷気を逃がさないよう冷たい風が送られます。コールドチェーン流通方式対応です。中は見学の方が安全に通れる動線は別にあり、業者の方々の動線とは完全に分かれていますので、業者の方々にとっては作業に集中しやすいのかもしれません。
中には本会議や経済港湾委員会でも問題となっていた問題となっていた地下ピットも見せていただきました。青果棟の方も見せていただき、最後に地下水管理システムやモニタリングに使用される井戸に関する説明も受けました。巨大な豊洲市場を目にして少子高齢化と人口減少が進んでいるこれからの私たちにとっての食と地域の関わりについて、思いをはせてしまいました。
昼過ぎからは晴海のオリンピックパラリンピック選手村予定地や、有明アリーナ、オリンピックアクアティクスセンター、海の森水上競技場と、オリパラ局の皆様にご協力いただいてかなり盛りだくさんの視察を決行しました。
この1日視察は文教部会が幹事として取り仕切り、部会長米川さん、事務局長入江さん、そして白戸さんが主に準備に奔走してくれました。
役員会にも所属しお忙しい木村さんは良しとして、なりきよさんと私はこの視察のレポート作成を担当します。私は主に選手村と有明アリーナのレポートを作成します。説明していただいて、見せていただいている間中、あれはこれはと質問してしまいたくなります。オリパラは今年5月に国と東京都、また組織委や近隣自治体の中で費用負担の合意がなされていますが、例えば選手村は現在基盤整備を行なっていますが基本的な設計は組織委員会が行い、費用負担は東京都です。これから上の施設建築物を整備していきますが、こちらはこちらは都市再開発法に定める特定建築者(民間事業者)が担当し、大会終了後は土地を含めて民間に売却され、分譲住宅や賃貸住宅として活用される予定であるということです。
選手村と有明アリーナ、またその他の会場施設も、仮設もしくは恒久的な施設としての新設かによってそのレガシーとしての活用可能性は変わって来ます。大会後に負の遺産が残ってしまうようなことにならないように、しっかりとチェックをしていく必要があります。
また、オリンピックパラリンピックについては国と東京都、また近隣自治体の協力が不可欠です。私たち都民ファーストの会は国政・希望の党と今週政策協定を結んでいます。この中でも非常に重要なのが、この2020大会の成功に向けての国と東京都の連携を目指していくという協定です。例えば市民の方からの提案や要望がこれまでは東京都オリパラ局、組織委員会、国の中でたらい回しにされてきたような事例もあるようです。情報共有と連携を行なってゆけるよう、私も力を尽くして参ります。
7日土曜日は、都民ファーストの会三多摩エリア唯一の文教委員として、三鷹市の井の頭恩賜公園で行われた東京2017スポーツ博覧会に参加しました。
朝はあいにくのお天気で、小雨が降っていたのが、開会の頃に暖かな日差しが見えて、会場の空気も一気にあたたかくなったようでした。
三鷹市の山田さん、武蔵野市の鈴木さんや、三鷹市長、武蔵野市副市長、民進党の中村さんと並んで一緒にラジオ体操をしました。ラジオ体操とは不思議なもので、小さい頃に体に入って覚えているものは、しばらくぶりにやってみても体が覚えているものですね。
お笑い芸人のじゅんいちダビッドソンさん、千葉チューセッツさん、また元ラグビー日本代表の斉藤さん、テコンドー女子リオ代表の濱田さん、トランポリンの2006年世界選手権銀メダリストの長崎さん、アテネ・北京柔道金メダリストの谷本さんと一緒にフォトセッションをしました。
体験プログラムも多数開催されていて、柔道の谷本さんは希望者を投げてくださるということで、思わず手を挙げてしまいましたが、実際はお子さんたちに譲らなければと体験することは控えました。他にもなんと、ボルダリング体験、ラグビー体験、柔道体験、テコンドー体験、ボクシング体験、スポーツ忍者体験や子供向けのアスレチックアドベンジャーやジュラシックスライダーもあります。これは、全て回って一日しっかり体を動かす最高の機会です!ぜひ、明日も開催されていますので、三連休の真ん中、どうか足をお運び下さい。
今週、本会議最終日に私も大変お世話になってきました都議の音喜多さん、上田さんが都民ファーストの会に離党届を提出されました。
もともとその活躍や議事録・ブログに残されている質問や文章から学ばせていただいたことも多く、また選挙前の時期からわからないことなどにも相談に乗っていただいたり、選挙期間中は多摩にも応援に来てくださったりしていた尊敬すべき先輩で、今回のことは本当に残念です。
ですが、新人で未だ都議として3ヶ月、様々な質問作りや条例研究に邁進することで現状必死な自分とは違い、ご自身のあるべき議員活動の形が既にしっかりと作られていたお二人にとっては色々と思うところがあったのだと思います。会派が分かれることは残念ですが、今後もその議会人としての自立した活動を敬いつつ、都議会においては都政の前進と都民の皆様の生活の安定と向上のためにともに切磋琢磨して参りたいと思います。都民ファーストの会を応援し、支援してくださっている皆様には、ご心配をおかけすることになってしまい、大変申し訳ありませんでした。また、組織に対する不信を招くような事態となっていることにつきましても、重ねてお詫びを申し上げます。私自身は選挙期間中からお伝えしてきました通り、自分の目で見て感じたことやお伝えしなければと感じたことを、開かれた窓を目指してこれからもご報告させていただきたいと考えています。そして、私の個人的な所見ではチームで何か1つの目標に向かって進んでいくという流れの中で、今の都民ファーストの会という組織が特段専制主義的なものであるようには感じておりません。意見や提案、質問も、私の所属する部会の部会長にはどれも受け取っていただいて、ともに検討しております。引き続き、都民の皆様に貢献ができるような議員活動をしていくために、最大限の努力を続けてゆきたいと思います。
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