三多摩エリアのオリパラ
代表質問もだいぶ固まって来ました。残念ながらそのうちの候補の一つとして進めていた三多摩エリアのオリンピックパラリンピック大会に向けた機運醸成の取り組みについて、は今回の代表質問には入らなそうではありますが、自分は選挙中も稲城市や多摩市で多くのお声を伺ったこともあり、引き続き取り組んでいきたい課題です。
東京都の開催の2020大会ですが、実際には23区に開催会場が集中していて、三多摩地域で開催されるのは味の素スタジアムと武蔵野スポーツプラザの2会場のみとなっています。この二つの会場以外で現在会場となる可能性があるのがロードレースのコースですが、これについては組織委員会や東京都も現在様々な検討を進めているということで、もともと多摩市や稲城市を通っております尾根幹線はロードレース競技の愛好家にも愛される適度なアップダウンを含む、競技性の観点からも是非とも推して行きたいコースです。地元のシニアの方やお子さんづれでも沿道観戦ができるかもしれないという望みもありますし、例えば稲城市からは
「自転車競技(ロード・レース)のコースが市内を通った暁には、コースを示すモニュメントをはじめとした、カフェやシャワー、更衣室、自転車販売スペース等を備えた自転車愛好家の集まる拠点『サイクルステーション』を後世に残る記念碑として整備したい」
と言った提案も出されています。
尾根幹線は現在拡幅の整備計画が進められておりますが、その計画に新たな考え方として入ってきているのが沿道のエリアを活用して賑わいを創出するという点です。単なる道路整備ではなく、その道路の完成図に包括される新たな地域活性化や賑わいの姿があるという点で虎ノ門地区再開発とも通ずる部分があります。
ロードレースのコースは今武蔵野を出発して富士スピードウェイへと向かう道が検討されているとのことですが、ここは是非、多摩市稲城市の誇る自然環境と景観、また適度な起伏を有している尾根幹線を走っていただけますように、その決定がなされるその日まで自分もできるだけの働きかけをさせて頂きます。
1日のうちでも地元と新宿を行ったり来たりしています。
昨日は新宿で部会会議、局の職員と会議後に多摩市役所の担当局の方々との会議を行わせて頂きましたが、合間にお呼びいただいていた東寺方小学校の放課後子ども教室を視察しに伺いました。
懐かしの、我が母校です。
なんと、体育館が綺麗になっている!と、子ども教室に関係のないところにまず驚いてしまいましたが、放課後子ども教室を運営してくださっている方は東寺方でも永山でも多くの方がシニアの有志の方で、2割から3割ほどがPTAの方というイメージです。自治体によって違いが大きいのが難しいところですが、東京都の職員の方から伺っていた運営される区市町村向けの人材育成講習などについては、そう言った講習が行われていることを知らないという教室リーダーの方もいらっしゃったのが気になる点でした。シニアの方にお願いをして、色々と工夫をして苦心して頂いていますが、場所によっては「子どもたちにどういう活動をさせたらいいかわからない」「何か教えてあげたくても担い手がいない」「運動させてあげたくても怪我をしてほしくないという保護者の希望もある」「スポーツの器具を使わせてあげたいけど禁止されている」など、様々な課題があるようです。
ただ、東寺方のお子さんたちは、安心して校庭や体育館を走り回り、宿題をやりたい子は教室に集まり、みんなとても生き生きと活動していました。お子さんたちにとって何が足りないか、お子さんたちを見守る方々が何を必要と考えているか、引き続き現地にも通いながら調査して行きたいと思います。
そして、多摩市役所で行わせて頂いた会議では、東京都から説明を受けていた障害者スポーツ普及啓発の一手である特別支援学校の施設一般開放について、自分が気づいていなかった重要な足りない点をご指摘いただきました。やや高い時間いくらの利用料設定と、多摩市の特別支援学校がリストにない点です。なぜ都立多摩桜の丘学園は適用になっていないのでしょうか。これも調べてみたいと思います。
明日は今年最後となる第四定例会の本会議が始まります。しっかりと課題を整理しながら、一つ一つ進めてゆきたいと思います。
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