第四定例会がスタートしました

12月1日に、東京都議会の第四定例会の本会議が開催されました。それぞれの委員会に付託される70の議案のうち、文教委員会有明アリーナの公共施設等運営権に係る実施方針に関する条例や、東京都障害者スポーツセンター条例の一部を改正する条例のほか、学校職員の給与に関する条例の一部を改正する条例や東京都教育委員会教育長の給与等に関する条例の一部を改正する条例やその他報告事案を審議する予定となっています。

6日の代表質問には、学校現場における働き方改革を目指した教員の業務負担軽減の取り組みについてや、ラグビーW杯2019に向けての機運醸成やパラリンピックスポーツの普及啓発などについても言及がなされる予定です。

また、11月28日に文教委員会にはオリパラ大会のLGBTアスリートについての請願が提出されましたが、これについてはオリンピック憲章が性的嗜好による差別の禁止も明記するように改正されたという経緯はありますが、オリンピック大会において多種多様な人種や宗教、また政治的思想や立場のうちからいずれか一つを取り上げて、支持するような表現や公示に関して大会の開催国や開催都市、組織委員会のいずれかが積極的に推進をするように関与をすることはないということから、都民ファーストの会としてはこの請願は不採択という結論を出しました。

ですが、会派の中でもLGBTの差別禁止に向けては認識の共有をできる限り早く進め、東京都の中でできることをしっかりと進めてゆかなければならない、と考えています。



2日は多摩・生活者ネットワークの事務局にて行われました全体会に参加させていただき、なんと14時半からのお時間は「斉藤れいなをかこんで」ということで、会員の皆様に都政報告と意見交換を行わせていただく機会を与えていただきました。本当にありがとうございました。

ブログにもあげていただいております。

http://tama.seikatsusha.me/blog/2017/12/03/5151/


多摩市議の向井さん、岩崎さんや元市議の武内さん、元都議の原田さんなどの錚々たる歴戦の強者たちをはじめ、地元で高齢者支援や子育て支援など様々な活動を進めておられる会員の皆様たちからはたくさんの熱いご意見を頂戴し、自分もまだまだ深く掘り下げることができていない課題をいくつも発見することとなりました。自分からは主に教育の現場での英語教育の質の向上や学童保育と放課後子ども教室一元化について、また都市整備についてや環境政策についてこれまでの調査と質疑でわかったことを中心にお伝えさせていただきましたが、地元の皆様の尾根幹線工事への思いや子ども保育や教育に抱くご不安なども伺いました。岩崎さんの多摩市議会にて行われた一般質問のお話も非常に興味深く聞かせていただきました。これからも、皆さんが取り組んでこられ、また今も続けている活動や質疑を自分も見せていただきつつ、多摩の現状と課題を東京都のそれと照らし合わせながら、しっかりと一歩ずつ進んでゆきたいと思います。



3日は朝から八王子の槍水にて南多摩総合防災施設 完成記念式典と防災訓練視察がありました。

都民ファーストの会からは大津警察消防委員会委員長をはじめ、多くの都議会議員が参列しました。

最新鋭の消防部隊による実戦さながらの訓練は緊迫感と気迫に満ちたものでした。

消防庁の広報の方にはかねてよりカラーユニバーサルデザイン推進議員連盟の取り組みについての質問や相談をさせていただいておりますが、この日も立ち話をさせていただいて、消防庁に務める職員すべてが「24時間が職務時間」という意識があるというお話をされていて、本当に頭の下がる思いでした。この日の式典も朝10時からでしたが、訓練の準備を行われる皆様は前日から泊まりで行なっておられた方もいるということでした。訓練の中には2020大会に向けて、従来の災害のみならず本来ならば想定外とされるサリンの塗布などにも対応が必要とされることを鑑みて最新鋭の防護服と車両を用いて行われていました。多くの人たちの毎日の暮らしを人知れず支え続けている、日々の鍛錬と修養には敬服の念を表したいと思います。

東京都消防庁関係各位の皆さま、本当にお疲れ様でした。

斉藤れいな(さいとうれいな)公式サイト

前東京都議会議員 斉藤れいなの公式ホームページです。