多摩市の永山小学校で給食に参加しました

月曜火曜は議案調査のため、議会は休会中です。

私は文教委員会の生活文化局への消費生活基本計画(素案)の内容について質疑を行わせていただく予定ですが、そのやりとりの合間に地元の永山小学校の給食を生徒さんたちと地域住民の皆さんと一緒に食べることができる!という、画期的な会に参加させて頂きました。


早めに食事をとっておいたとおっしゃる校長自らが、生徒さんたちと一緒に配膳の準備をしてくださいました。この取り組みはまだ始まったばかりで校長先生曰く、「イベント的なものにして堅苦しくもしたくないし、普通に一緒に座って食べてもらう場所を設けて、例えば地域のシニアの方達と子供達が触れ合える。それだけでも、子供達にとっても、本当に学ぶことがたくさんあるはずなんです。」とのこと。まだこの日2回目の開催ということで、1回目の時は六年生、今回は五年生が地域の皆さんと隣り合って一緒に給食の時間を楽しみました。

こちら、とっても美味しかったです!具がゴロゴロのカレー。完食しました。牛乳とカレーは男子たちのお代わり競争を誘っておりました。

永山や諏訪では高齢者の方達によるいくつもの高齢者見守りや子供たちとの交流の取り組みが行われていますが、この給食会も参加されたシニアの方たちと子供たちとの会話ややり取りがとってもユニークでした。シニアの方からは、最近どんなテレビを見てるの?という質問があったり、お笑い芸人は誰が好き?という質問があったり、意外と世代の差を超えて話は楽しく通じることがわかります。

私は、小学五年生というとかなり精神的にも成熟して来ていると想定してどんな会話が交わされるだろうとドキドキしていたのですが、実際に話してみると本当にみんな素直で優しく、子供達からは最後に「お年寄りの方達が困ることがあったら、助けに行きます」という頼もしい言葉があり、感動してしまいました。

今取り組みが始められているのが、子供たちの元気や活力によってシニアの方の抱えている問題を解決していく試みです。例えば都営住宅の上階にお住いでなかなか日々のゴミ出しも大変、というお年寄りの方のゴミ出しを子供たちが一緒に手伝ってくれる試みがあります。コヂカラニッポンの取り組みを彷彿とさせるものでもあり、地域の活性化にやはり子供たちの力は欠かせないと感じてしまいます。


合間を見て、自分とも意見交換をしてくださいました、地域の住民の皆様、どうもありがとうございました。早速持ち帰り、また素案調査に戻りました。


明日は代表質問が行われます。また、8日は一般質問で都民ファーストの会からは8名が質問に立ちます。どうぞ、お時間のある方は都議会に足をお運び下さい。

斉藤れいな(さいとうれいな)公式サイト

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