各種新年会、消防出初式に出席しました

東京私立中学高等学校協会・東京都私立中学高等学校父母の会中央連合会の第11支部、新年合同懇親会に出席してきました。

都民ファーストの会からも多くの都議が出席しました。私立中学や高校に通う親御さん達への補助を東京都でもさらに拡充していくこと、また経常費の補助を求めていく際には学校側の経営状況なども開示していただく必要があることなどを関係各位の皆様と懇談させて頂きました。

私自身も、私立の桐朋女子中学・高等学校に御世話になり、この六年間でいただいた様々な学びはその後の人生を通して自分自身の核になっているという風に感じています。それぞれ特色ある教育を行おうとご努力されている私立学校に子供を入れたい、またお子さん自身が入りたいと考えた時に、経済的な理由が選択することができないというようなことがないように、今年はさらに協会の皆様や父母の皆様のご意見やご要望を伺いながら、都議会の方で議論を重ねて参りたいと考えています。

写真は、公明党を代表してご挨拶をなさっていた北多摩第一選出の谷村都議です。公明党の目指されていた910万円世帯までへの補助を今後も実現に向けて邁進されていくというお話をされていました。


そこから移動して、東京土建一般労働組合 多摩・稲城支部の新春旗開きに出席させていただき、ここでもご挨拶を述べさせていただきました。


参加されていた組合員の方からは様々な切実なお話を伺い、非常に有意義な時間となりました。お招きいただきまして誠にありがとうございました。

日が変わり、日曜午前中は多摩市消防出初式がありました。こちらは全11分団の団員が勢揃いし、一斉放水などの実践も見せて頂き、圧巻の一言でした。

自分も東京都議会議員として挨拶に立たせて頂きました。日頃から地域のために、街のために尽力してくださっている消防団の皆様とそれを支えるご家族の皆様への多大なる感謝と経緯の思いをお伝えしつつ、先日も書きました市町村総合交付金の増額分50億円のうち20億円分は東京都と市町村の政策連携枠として設けられており、消防団活動の充実にもぜひこちらをご活用いただきたいということを伝えさせて頂きました。


この出初式の後に、第7分団の新年会にもお招きいただきまして、出席させていただきました。第7分団は若い学生さんも多く、非常に力強くこれからますます発展していきそうな気配を感じさせられました。


そしてさらに、夜は多摩市剣道連盟の新年会にお招きいただきました。

阿部市長、岩永多摩市議会議長には週末何度もお会いさせて頂いています。

谷合会長をはじめ、連盟の皆様から非常に貴重なお話をたくさん伺うことができました。剣道という武道が、スポーツの一種でありながら、その瞬間の勝ち負けのみならず、その人物が一生をかけて歩いていく、登っていく道であるということを切に感じるようなお話ばかりでした。連盟の皆様はしたがって、オリンピックの正式種目に剣道が入るということは現時点では望まれていない、ということでした。自らを知り、研鑽し、相手を敬い、礼を持って対峙していく、この文化そのものを理解していただき、剣の道に励んでいただくということをまずは普及させることが先決で、種目化が先にくると剣道のもつ意味や心そのものが阻害されてしまいかねないという懸念もあるということでした。

私自身も、実は女子校時代の剣道部の勇姿に憧れて、大学入学後に体育は剣道を選択していたことがありました。けれども、相手は経験者の有段者ばかり、いきなり基本もないままに試合に放り込まれ恐怖心しか身につかず、結局剣道の道を歩み続けることができなかったという痛い思い出があります。その話をしたところ、子供が始める時に一緒に始めるお母さんも多いですから、今からでもまたはじめられますよ、と連盟の皆さんは言ってくださいました。自らを律し、鍛えるという点で今でも憧れを持って観させていただいておりますが、自分にいつか少しでも余裕ができたら、またその道を歩ませていただきたいと思っています。

二十人だち、というものがあると伺いました。一人の剣士が二十人を立て続けに相手にし、一人当たり3分間で勝負をするというものだそうで、その経験をされたかたや、さらに三十六人だち三時間勝負という偉業を成し遂げた方のお話も伺いました。中盤以降に、苦しくなり、体が動かなくなってきてからの余計なものがそぎ落とされていく感覚が大事である、というお話を聞いて素晴らしい境地を開かれたその方の景色を一瞬共有させていただいたような感覚になりました。

春と秋の大会が楽しみです。


各種新年会にお招きいただきまして、本当にありがとうございました。



斉藤れいな(さいとうれいな)公式サイト

前東京都議会議員 斉藤れいなの公式ホームページです。