三多摩メーデーに参加しました

昨日は立川市民運動場にて、2018三多摩メーデーが開催されました。

述べ1万9千人が集まるという会場を見渡すと圧巻の一言ですが、お一人お一人はお子さんづれで参加しているお父さんお母さんがいたり、会場のあちこちで様々な催しや食品販売も行われている中、とても楽しげな雰囲気の中で執り行われておりました。


僭越ながら、各区市町村長や国会議員の皆様とともに壇上に上がり、出席をした三多摩選出の都議会議員もそれぞれに立ち上がりご挨拶を致しました。

菅原都議が両手を上げてくれていることがわかります。

そもそもメーデーの成り立ちは1886年のアメリカに遡ります。8時間は働き、8時間は休み、8時間は休み、8時間は自由時間を求めるというスローガンのもと、スローガンのもと、8時間労働性を求めて35万人がストライキに立ち上がりました。当時は12時間から14時間労働が当たり前であったということです。

日本では同じく8時間労働時間政治実現や失業防止などの要求を掲げて1920年5月に上野公園で初めて開催されました。

1947年にそしてついに、労働基準法が制定され、1日8時間、週48時間(現在は週40時間)労働性が定められて現在に至っています。


5月1日のメーデーは、労働者が人として生きていくことを「労働組合運動」によって勝ち取った歴史的な記念日となっています。


今国会では野党6党不在のまま空回しで審議が進められ、高度プロフェッショナル制度のために与党から提示された間違っていた数字への信頼性も失われたまま、安倍内閣による働き方改革法案が成立しようとしています。ホワイトカラー・エグゼンプションとも呼ばれ、収入が一定額以上の専門職を対象に賃金労働を働いた時間でなく成果で判断する別名残業代ゼロ法案とも言われているこの法案について、是非とも国会では、一部の人だけに恩恵があるものなのか、それとも真に働く人たちの力になるか否かをしっかりと審議していただきたいと思います。

仕事をすることで、命を縮める、命を落とすなどという人が出ることはあってはならないことです。山花議員の挨拶でも、「日本語のカラオケと同じくらい、カロウシという言葉が海外でカタカナで通じてしまう」という言葉がありました。企業の中で、会社の中で知らず知らずに追い立てられ、駆り立てられる労働者の方達を守り支えていくために、8時間労働が実現すること、そしてそうして得られる賃金で衣食住の普通の暮らしを享受することができる社会となるよう求めて参ります。


斉藤れいな(さいとうれいな)公式サイト

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