性教育勉強会、AED講習会を受けました

昨日、都議会にて会派所属都議会議員で教育庁からの性教育についての現状を整理するためのレクチャーを受け、それに引き続いて先日も文教部会へのヒアリング勉強会を行っていただいたピルコン様よりさらに内容を最新の情報も交えて更新した形で、勉強会を開催いたしました。

教育現場で指導にあたっている教員の皆様のお声や、また児童生徒を子供にもつ保護者の方々のお声、さらには医療関係者や保育従事者、そして当事者である10代20代のお声まで、幅広い立場や世代のご意見をご紹介いただきました。

常に、とはいえ一方向からの情報のみに偏ってしまうことに陥らないように、他にも民間のJASE(日本性教育協会)の行なった調査データや、秋田県や長野県などの先行的な取り組みにより既に結果を出してきている自治体の例など、多角的に調査を重ねつつ、議論と検討をして参ります。

都教委が懸念している一斉指導のそもそもの必要性やこれからの時代や地域性、日本の文化や宗教観にも即した内容の改善の方向性については今後、より丁寧に検討していくことが求められます。一方で、個別指導を行うことの困難性や有益性の是非についても議論しつつ、各区市町村ごとの主体性を持った教育を尊重していくにあたっての手続きなどについても確認していく必要があります。

引き続き、障がい者スポーツ推進政策研究会の主催で、AED講習会が開かれました。

ライフセーバーの飯沼誠司氏を講師にお招きし、前半50分程度でASJ(ATHLETE SAVE JAPAN)が「いのちの教室」として各教育機関や自治体等で実施している独自のカリキュラムに基づく講習を実施し、残りの時間で飯沼氏・ASJの皆様よりAED普及に関する課題についてご説明をいただき、各議員からの質疑や活発な意見交換も行われました。


消防訓練や自治会でも活発に取り組まれているAED講習ですが、実際に触ってみたことがあるかどうか、一連の流れを確認できているかどうかで、いざという時に身近なところで人の命を救うことができるかどうかが決まります。

オリパラ大会開催に向けて、是非とも各教育機関や自治体でさらなるAED普及が進むように、現実的な普及策を考えて参ります。

斉藤れいな(さいとうれいな)公式サイト

前東京都議会議員 斉藤れいなの公式ホームページです。