第一回「これからの性教育プロジェクト」に出席しました

日本財団ビルで行われた、第一回の「これからの性教育プロジェクト」に、都民ファーストの会 東京都議団から、都議会議員5名が参加しました。あかねがくぼ、奥澤、もり、後藤、斉藤の5名です。

文教部会メンバーのみならず、会派の中でもこの問題について現在非常に関心が高まっています。今日のイベントでは、性教育についての専門家からの知見やエビデンスに基づいたデータを伺い、その課題検証や必要な今後の取り組みについて議論しつつ、学生さんや保護者、また教員の方々からも活発な意見が交わされ、後半はワークショップ形式で班に分かれてそれぞれの立場での今後に対する期待や決意などが語られました。

もちろん、市議会議員や区議会議員、都議会議員、国会議員からもです。



後半のワークショップで、私が入ったグループは主に教員やNGO職員、保育士として働く方々の多い班でした。皆さんの意見を聞いていると、理想としては子供達に適切な教育を施してあげたいという思いがありつつ、具体的なフォーマットも何もない中で、現場の教員の中には性教育に関する知識量や熱量の違いなども多分にあることから、実際に効果的かつ適切な性教育を行なっていくことには非常に難しさがあるということもわかりました。


また、性的多様性を性教育の中に想定する必要性についても班の中では提言がありました。

さらに、ほとんどの班で意見が上がっていたのが、家庭、保護者の方に対する正しい性教育を行うことの必要性です。

保護者である20代、30代、40代がそもそも性教育を受けてきていないことから、その必要性や、家庭の中でご自分のお子さんに正確に伝えることができるだろうか?という点に皆さん懐疑的な態度を取られておりました。


最後に、都民ファーストの会を代表して 僭越ながら、文教委員としてご挨拶させていただきました。

児童生徒の心身の健康や自ら主体的に人生の選択を行なっていくための必要な知識を教育することが求められているという大前提を踏まえて、適切な性教育とはどのようなものなのか、そのニーズの実態調査の必要性をしっかりと訴えていくこと、また性教育のガイドラインの改定にあたっては保護者や児童の総意をしっかりと汲み取っていただけるような過程をもって進めていただくよう訴えていくことを申し上げました。


もう少しで、所属委員会の変更があります。

私の所属も文教ではなくなると思いますが、その後も引き継いで委員会で取り組んでいく仲間がいてくれることが大変心強いです。


また、先週から西日本を中心とした豪雨の被害が日に日に大きくなっていることが伝えられておりますが、亡くなられた犠牲者の方には心よりご冥福をお祈りするとともに、未だ発見されていない行方不明者の一時も早いご生還を願ってやみません。

避難生活が長引く地域では、様々なお困りごとや心身の負担や不安も大きくなることと思いますが、どうか声をかけあって、最新の情報を共有し合いながら、ご自宅に戻れるその日まで、気持ちを保っていただきたいと感じております。

私は現地に伺うことはできませんが、遠くからでもできることがあると信じて、こちらの寄付先を記させていただきます。

https://docs-donation.yahoo.co.jp/report/nishinihon201807/

微々たる額ですが、寄付させていただきました。現地の方のお困りごとに役立てていただけることを心よりお願い申し上げます。

暑い日々が続き、被災地にまた試練が続くことになりますが、慣れない環境のもと、まずは体力回復や温存に努めていただけますよう、お願い申し上げます。


斉藤れいな(さいとうれいな)公式サイト

前東京都議会議員 斉藤れいなの公式ホームページです。