多摩市初!東京ニコニコクラブが国体出場へ
昨日は多摩市ゲートボール連盟所属の東京ニコニコクラブの、福井国体出場に向けた壮行会でした。
国会議員や市議会議員、また活動を支えて来られた乞田周辺の商店街や住民の皆さまも集まり、大変晴れやかで楽しい会でした。
東京ニコニコクラブは1990年創立。
4家族が創立メンバーであられるということですが、多摩市の東京ニコニコクラブは国体出場こそ初めてですが、これまでも大変優秀な成績を残してきており、その秘訣を選手や関係者の方に懇談しながらお伺いしたところ、「今20代・30代の選手たちも、競技キャリアが段違いに長い」ということでした。
そもそも、ゲートボールがシニアの競技だと思い込んでいた自分は無知に顔を赤らめることとなりましたが、元々はゲートボールは子供のために北海道で考案された競技だということです。子供からシニアまで、同じように、しかも本気を出し合って一緒に競技ができるのはゲートボールぐらいしかないそうです。
多摩市の国体出場のメンバーたちも、今22歳の最年少選手は小学校2年から、中堅の31歳の選手は小学5年から競技を行い、数々のジュニア選手権にも出場してきたという選手歴・競技歴の長さが、今回東京都代表の座を勝ち取るまでに予選で強豪達を退けてこれた所以であるようでした。
ゲートボールという競技に疎い自分に、選手の方も地域の方もクラブの方も、一生懸命競技の面白さを説明してくださいました。
カーリングのように、チームワークと頭脳戦がゲートボールという競技に深みを出している、ということでした。
また、例えばサッカーのオウンゴールのように、自陣営の選手が決定的なミスを犯してしまうことなどもあり、それが決定的な致命傷となって勝敗を左右することもあるそうです。
競技は緩やかなようでいて、ボールを打撃するまでの時間が前のボールが静止してから10秒以内というルールなどもあり、実はかなり時間との勝負もあり機敏な判断と反応が求められるということや、選手それぞれが将棋のコマに例えられ、多摩市のチームは飛車や角のように動ける20代30代選手が多くいるということなどを教えていただきました。他のチームでは例えば、あくまで歩のような動きをする選手がいるチームもあったり、とそれぞれにカラーがあるようです。
youtubeなどでも試合の様子がいくつか上がっております。
福井国体のゲートボールの競技日程は9月1日、2日です。東京都の代表として行くという選手達ですが、この遠征にかかる費用は全て私費であるということも伺いました。東京都として、もしくは多摩市として、何か支援していけることはないか、考えて行く必要があると思いました。
どうぞ多摩市民からの大きな声援を送っていただきますよう、よろしくお願い申しあげます。
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