熱中症予防に、市の施設等を利用しましょう!

連日最高気温の更新のニュースが続いています。

熱中症は、たとえ家の中にいても温度や湿度が高いと発症してしまうことがあるそうです。特に高齢者に関しては、屋外より家の中での発生の方が多いということで、注意が必要です。


福祉保健局によると、平成29年6月から9月までの南多摩保健所管内(日野市・多摩市・稲城市)における熱中症患者(救急搬送者数)は87人でした。月別では、7月から8月にかけて最も多く救急搬送されていますが、梅雨明け前の6月や、9月にも発生しています。



昨夜、日頃小さな子供達のために、通学路で子供達が通る時間などに打ち水をしてくださっている市民の方から「市民が心配で、どうにかできないものでしょうか」とご相談をいただき、早速各所に情報提供と周知の方法について、また今後の対応について伺っています。


多摩市、稲城市のそれぞれで、クールシェア、また熱中症予防シェルターという取り組みが行われています。詳しい施設や時間などの情報はこちらです。


稲城市「涼み所」(熱中症予防シェルター、現在市内16箇所です)

http://www.city.inagi.tokyo.jp/shisei/koho/koho_inagi/kouhou_text/textbacknumber/heisei23nen/230715/k06.htm


多摩市「クールシェア」(協賛店舗は現在160店舗です)

http://www.city.tama.lg.jp/0000007041.html


また、東京都では高齢者を熱中症等から守る区市町村支援事業というのがあります。

①熱中症予防担当者による戸別訪問等の実施

②猛暑避難場所(シェルター)の設置

③普及啓発

の三点が目的とされ、事業実施に関する経費が支援の対象となります。補助基準額は、補助基準額は、65歳以上の高齢者の数によって異なります。


多摩市はこの事業の対象となっております。

稲城市も多摩市も、このように熱中症予防の啓発や避難場所の確保を行なっていますが、特に高齢者の方や障害のある方の中にこのような情報が届いていない可能性があり、ご自宅で冷房をつけずに過ごしている場合、非常に危険です。

また、稲城市では本日公明党の大久保市議のご尽力もあり、各課に状況や対応策について要請してくださったことで、例えば生活保護世帯の中で、冷房を未設置のお宅がどれほどか、現在稲城市の生活福祉課が調査してくださり、未設置世帯には今後国の規定の上限5万円でエアコン設置に取り組んでいくということでした。


ご自宅からあまり出てこられない方にこそ、届けたい情報ですが、なかなか市の広報誌などだけでは本当に必要な方にその情報が届いているのかどうか、わからないことがあります。

多摩市・稲城市に関わらず、ご近所に「これくらいの暑さは我慢しよう」と頑張ってしまわれている高齢者の方などいらっしゃいましたら、どうぞ熱中症の注意喚起と涼める場所が公的な施設などにもたくさんあるということをお知らせいただければと思います。



斉藤れいな(さいとうれいな)公式サイト

前東京都議会議員 斉藤れいなの公式ホームページです。