団体要望ヒアリングが続きます。未来日本政治塾にも参加しました
今週来週いっぱい、連日、朝から日暮れ後まで都議会にて都民ファーストの会 東京都議団の平成31年度予算要望ヒアリングを行っています。
団体の要望ヒアリングは長年その現場や分野に関わってきたからこその、非常にためになる視点や課題が明らかになる貴重な時間です。
団体の要望に応えることのみが都議会議員としての職務ではありませんが、団体に入らない個人と同様、団体に入っておられる各個人の思いも決して無視するべきものではないと感じています。
また、本日は午後に東京消防庁からも、多摩市唐木田で起きた火災事故について連絡が入りました。
その後も公務が続き、駆けつけることはかないませんでしたが、都議会にいながら詳報を受け取ることができました。
火災事故で、痛ましくも現時点で5人の作業員の方の命が奪われてしまったということで、心よりご冥福をお祈りすると共に、再発防止のために事故原因の究明には総力を挙げて取り組んでいただきたいと思います。また、地域住民の方の不安を取り除くためにも、分かり次第情報の周知は進めていただきたいと思います。
今現在も行方不明の方がおられるということで、心配です。一刻も早く、ご無事に生還されますことをご祈念申し上げます。
本日最後は、未来日本政治塾に参加して参りました。
全6回で、テーマは「児童虐待防止」です。
塾長の長島昭久衆議院議員からの冒頭挨拶でした。
7、8月に明石市の視察を含め、意見交換や勉強会を計6回催していくこと、またこの議論を経てそれぞれが所属する議会において提言や質疑を行っていくことを期待するという言葉がありました。
初回勉強会の講師は、フローレンスの駒崎氏でした。
児童虐待に向けた八策、の解説や、先日児童虐待防止対策に関する関係閣僚会議で発表された児童虐待防止対策の強化に向けた緊急総合対策についての説明がありました。
緊急総合対策では、
1、情報共有の徹底
2、48時間ルール徹底
3、児相と警察の情報共有の強化
4、子供の安全保護を最優先とした適切な一時保護の実施など
5、乳幼児健診未受診者等の把握
に加え、
○中核市・特別区における児童相談所の設置支援促進
○子供の権利擁護の仕組みの構築
○未受診妊婦への対応の推進
○弁護士の常勤配置
等、先日都議会本会議一般質問にて質問をした内容について国の緊急対策として行うべきものとして指針を示していただけたことで、今後東京都でも事態が大きく動いていく足かがりをいただけたように思います。例えば未受診妊婦の件も、今水面下で福祉保健局が妊娠SOSなどへの聞き取り(ヒアリング)に動いていると伺いました。行政が動き始めたことを、ここは評価させていただいて今後の動きを注視したいと思います。
まだやるべきことは山積していますが、そこかしこで声が上がり、動いている方々がいることで、変わってゆくのだと心にしっかりと志を抱いていくことが重要です。
日本の虐待死は年間に約350件。
一日に一人が命を落とすほどの状況です。
切れ目のない子育て支援を行う、ネウボラの発祥地フィンランドでは年間の虐待死は0.3件。3年に1人という、驚くべき数字です。ですが、驚いている場合ではありません。どの親子も、孤独にさせない。それを目標に、制度を築いていく必要があります。
区議会、市議会、都議会、国会で、同時に訴えてゆくべきことだと考えています。
未来日本という地域政党は政局や選挙のために結成されたものではないという部分に共感しておりますので、自分も力不足ではありますが一所懸命尽くして参りたいと思います。
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