団地にある可能性をさらに拡げるには?

本日は朝に稲城駅にて都政リポート配りを行いました。

市民の皆様からの声がけ、ありがたい限りです。

また、いつもお手伝いしてくださるボランティアスタッフの皆さんも、暑いなかありがとうございました!

先ほど、こんな記事が上がっていました。


https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180816-00176908-diamond-bus_all&p=2


タワマンとはまた違う、団地の持つコミュニティ形成の可能性について言及してあります。URが無印やIKEAとコラボして新たな魅力を生み出しているということについても記述が。


実は6月の都議会一般質問で、ギリギリまで調整して削った質問がまさに多摩ニュータウンの都営住宅に新たな価値を創出することについての都の取り組みについてでした。

関西で行われている「狭小住宅2戸をリノベーションして大きな一つの住戸にする、ニコイチリノベーション」を多摩ニュータウンでできるか?を伺いたかったのですが、これはリノベーションにかかる費用と現状の多摩ニュータウンの築年数や、広めの間取りの住宅が選ばれる率が逆に多摩ではあまり高くないことを想定すると、逆に少しリスクがありそれならば思い切って今後さらなる老朽化が深刻となる前に建て替え検討するべきか?というような議論もあるということでした。


ちょうど近頃、様々な地元市民の方と懇談や意見交換を行わせていただく中で、「多摩ニュータウンのリヴァリュー、リヴァイヴァル」というお話をうかがわせてくれた方がいました。


実は地元の中に、同じような思いを持つ方はたくさんおり、それぞれの視点や専門性を生かして、「多摩にはこんな素晴らしいところがあり、都心にも近い。ぜひこの良さを生かして、もっと発信していくことはできないか」と様々なアイディアを伝えてくださることがあります。


多摩ニュータウンの素晴らしさは国主導で都市開発が進められたがゆえ、都市としてのインフラが非常に整っている。基盤がしっかりしている。恵まれている。そのような評価を多々聞くことも事実です。


例えば、多摩ニュータウンでは道路に出ることなく(車道を通ることなく)歩いて駅からニュータウン内を行き交うことができます。これはシニアの方やお子さんづれにとっても、非常に大きな街としての価値の一つです。


築かれたこの基盤を生かしながら、今ここに新たに価値をさらに付け加えることによって、様々な化学反応が起きやしまいか、と市民の方々が模索していることも事実です。


今後、都政報告会と並行して、このような「こんな街になったらいい」と一人一人が考えるアイディアを話し合い、持ち寄りあうような、そんな懇話会を開催してゆきたいと思っています。ぜひ、その際は、奮ってご参加いただければと思います。



斉藤れいな(さいとうれいな)公式サイト

前東京都議会議員 斉藤れいなの公式ホームページです。