永山の誰でも食堂。世の中のお母さんをもっと褒めたいと思った前半トークセッション。医ケア児さんも気軽に外食できるまちへ!
先週のご報告が遅くなりました。
永山小学校の場所をお借りして、日曜日に開催された誰でも食堂「メルティングダイニング」に母と子供達と一緒に参加させていただきました!
子供達は少しお兄さんお姉さんや可愛い赤ちゃんもいたのでそちらに興味を持って動き回っていましたが、私は最初にトークセッションを行われていたソフィア訪問看護ステーションの理学療法士の山田さんのお話がわかりやすいのになかなか忘れがちなことを思い出させてくれる内容で、感銘を受けました。
グループに分かれて、「最近褒められたこと」を報告し合うというのが最初のテーマ。これには、私のグループは子供を持つお母さんが多かったこともあり、「最近褒められていない、、、」というちょっぴり寂しい共通点が発見されてしまいました。けれども、そんな中でも思い出してみると、ちょっとしたことを褒めてくれた方がいるもので、しかもそういう方というのは家族などではなくて保育士さんだったり先生だったりするんですね。家族で褒め合う、というのはやはり難しいのかな、しかし仕事をしていないお母さんを褒めてくれる存在がもっともっと欲しい!と感じてしまいました。仕事の場では、同僚や上司、後輩に褒めてもらえる場所というのは割とある気がします。一方、家庭の方では、最近よく話題になる「名もなき家事」をはじめ、「やって当たり前」「できていて当然」という空気感もあり、褒められるということが少ないというのは本当に勿体無いことだなと思います。
ちなみに、私のグループにはとっても可愛い双子の赤ちゃんをお連れの美しいお母さんがいました。
育児は1人でも大変なので、双子となるとその大変さはいかばかりかと思いますが、お母さんの時々見せる笑顔がとっても素敵で、こんなお母さんのもとで大きくなっていける双子さんは幸せ者だな、と感じました。自分への反省でもあるのですが、大変だ、忙しい、と鬼の形相をしているお母さんになってしまっているかもしれない私は、子供の成長を一つ一つ見つめて一緒によろこぶ素敵なお母さんになりたいものだと今も思います。そんな大事な気づきをくれる出会いのあった、メルティングダイニングに感謝です。
ちなみに、医療的ケアの必要のあるお子さんでも参加できるようにと主催者の思いがあり、実際にケアの必要なお子さんや親御さんもいらっしゃっていました。
医療的ケアがあると、普通に街中のカフェなども行きづらいことがある、というお話が印象的でした。
子どもの食べるものは持参することがお店や周囲から普通に認めてもらえたら、もっと外に出てカフェなどにも行くのですが、ということを伺ってその通りだと感じました。どこか、壁が作られてしまっている。禁止されていることではなくても、どこかでバリアーができてしまっている。それはなぜか?考えて取り去っていかなければならないとも思います。
メニューがこれまた最高に美味しいドライカレーとお野菜とデザートで、子供達も衝撃的なくらいたくさん食べました。お野菜は地元多摩産!急遽直前に差し入れしてくださった方から頂いた野菜で作りました、とこの写真に加えもう一品増えており、お腹いっぱいになりました。
さらに、食べに来た方の中で、アコーディオンを持ってきてくださり演奏してくださった方が!
みんな知っている曲ばかりだったので、自然と歌を口ずさんでしまったり。
次回のメルティングダイニングの開催日がわかったら、お知らせしますので、ぜひお近くの方は遊びにいらしていただきたいと思います。食事代は大人は300円、子供は100円です。
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