ガンダム、梨、読売ランドに巨人軍、自転車など。稲城の魅力は既に数多く、それをいかに見せるか、伝えるかを工夫したい。稲城市観光協会1周年パーティーに出席しました

昨日は来週の一般質問の打ち合わせが終わらない中、一度稲城市へ。稲城市観光協会1周年記念パーティーに参加させていただきました。


観光振興はどちらかというと行政は苦手としているイメージで、東京都の観光振興については関係局も昨年に多言語の観光サイト開設など努力はしているものの、実際のインバウンド需要と直接結びつけているかというと実際難しいという印象もあります。


そして、なんとかアイデアを、と行政がなんとかその土地の魅力を掘り起こそうと新たなキャラクターを立ち上げたり色々な努力をされることもあります。ですが、稲城市にはそもそも今年開催されるラグビーW杯会場である味スタから大変近いという立地のアドバンテージがあり、さらに名産の梨を原材料にした地ワインがあったり市内にガンダムのメカデザイナーの大河原邦男さんが住んでおられることもあり、ガンダムのモニュメントが置かれていたりとすでに魅力には事欠きません。ぜひその立地と魅力を生かして、世界各国から訪れると言われるラグビー大会の観光客に稲城市に来ていただけるように取り組みたいものです。

年々美味しさを増しているという稲城の梨ワイン。「幻の梨」が原材料!


東京都ではラグビー大会時にライブサイトを開き、特に調布駅に開くライブサイトでは各区市町村の観光資源を紹介するブースを設けるなどの取り組みをする予定だそうですが、正直それでは「お店を開いて待つスタイル」の行政手法の域を超えないものであり、仕掛けとしては物足りないと思っています。


例えば民間で、Tokyo By Foodというサイトが開設されており、そちらの運営者の方々に話を聞きましたが、そもそも日本に来る観光客が求めているものに「食」というコンテンツの需要が高いということや、その「食」を「体験イベント」として開催した場合大変興味を持って参加を希望していただけるということも伺いました。


例えば、そば打ち体験や、ラーメン食べ歩き体験などを、外国人が外国人向けに紹介する動画コンテンツを作る、という取り組みをこちらでは行なっています。稲城市でも実現できないものか?と考えを巡らせています。また、東京都で行なっている映画やドラマなどのロケーション誘致にしても、稲城市は大変都心部からもアクセスが良いので、撮影関係者からも好まれる傾向にあります。どんどん活用していただきたいと思っているところです。


多摩市、稲城市、それぞれの取り組みを支援させていただきたいと思いながら日々勉強しつつ、今の外国人観光客や旅行客を動かすのは「どこかにあるブースや貼ってあるチラシ」よりも、ネットの中での広がりなのかもしれないとも思う今日この頃です。