二度目の一般質問、東京の未来を見据えた9分間の質疑を行いました。
本日は都議会の第二回定例会本会議、一般質問の日ということで、昨年6月からちょうど1年ですが、二度目の一般質問を行いました。
内容はまた改めて詳しくそれぞれ解説できればと思いますが、
待機児童ゼロの先(保育改革・認証保育所の活用について)
ペット殺処分ゼロの先(動物との共生について)
文化施策について(東京文化会館の活用について)
不登校児童の支援について(教育の機会確保、不登校特例校について)
交通施策について(稲城市から要望が出ているコミュニティバスの支援について)
で、計7問です。
日々の視察、また関係各所や当事者へのヒアリング、そして民間企業の先進的な取り組み等も参考にしながら、東京みらいの3名で協力して東京に求められる保育の未来、動物との共生の未来、文化活用の未来、教育の未来について考えました。
一つだけ今日説明をさせていただくと、ペット殺処分ゼロについては東京都がゼロを達成したと公表はありましたが、実際には致死処分となっている動物はまだ多いこと、そして致死処分(負傷や更生不可能など)以外の殺処分対象となっている動物についてはボランティア団体などが率先して引き取りに行き、その団体が譲渡先を探しているような状況です。
改正動物愛護法が今日午前中成立しましたが、東京都でも今後8週齢規制やマイクロチップ装着義務などについて具体的な方策を検討することが求められる中で、今回は私からはセンターの中で致死処分と殺処分、また譲渡適応と譲渡不適応などの明確な基準が設けられていないことを危惧し、早急に東京都としてガイドラインを設けていただきたいと言うことを要望しました。
結果、動物を自分のところで抱え込んで大変な想いをしているボランティア団体等の皆さんが、少しでもその負担を取り除けることにつながるといいと思います。
また、センターのあり方について、改修の検討は現在動物愛護審議会の方で進められていますが、こちらはぜひ改修以前にも今ある既存のセンターの中でソフト事業の展開などでも、動物との共生、「処分する」から「生かす」へセンターの機能を転換できるような飼養者への啓発事業やセミナー開催などを行なっていただきたいと言う旨を質問しました。
地元多摩市・稲城市でも非常に多くのボランティアさんたちが、善意から、あれこれと日頃から情報交換しながら持てるもの全てを費やして犬猫の保護活動や譲渡活動に取り組まれているのを見知っているからこそ、殺処分ゼロという数値にはこのような朝夕を問わず協力してくださっている方々の働きが反映されているのであると強く感じる次第です。
本当に、いつも動物たちの保護・譲渡活動、また地域の中での調整や地元住民とのやり取りや終生飼養への理解普及啓発などにご尽力くださり、ありがとうございます。
都としても務めていただけるよう、今後も自分からも伺って参りたいと思います。
また、今回質問をするかどうかのやり取りの中で、関係各局の皆様には本当にお世話になりました。大変勉強することが多く、ありがたい経験をさせていただきました。今後も地元市から負託を受けた都議会議員として、残りの任期を全うしてゆきたいと思います。
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